長野県千曲市で特産のアンズの出荷が始まりました。

千曲市森の共選所には15日朝7時ごろから、収穫したばかりのアンズが持ち込まれました。

今年は、一部の地域で5月に降ったひょうの影響が出ているものの、春先の冷え込みによる霜の被害が少なかったため、JAながの全体では去年の収穫量を上回る見込みだということです。

(アンズ農家)
「今年は比較的豊作で量もありますので
ひとりでも多くの人においしいアンズを味わっていただければ」

主に出荷されたのは酸味が特徴の「平和」と呼ばれる品種で、このあと「信山丸」「ハーコット」などへとリレーされていきます。

出荷のピークは6月末から7月10日ごろの見込みで、あまずっぱい初夏の味覚が首都圏や県内のスーパーなどに並びます。