長崎市は事務処理のミスで前立腺がんの受診歴など63人の個人情報が漏れたと明らかにしました。個人情報漏えいよる被害は確認されていません。

長崎市が先月以降、前立腺がん検診の企業申し込み受け付け台帳を電子メールで企業6社に送ったところ、今月12日、そのうちの1社から「個人情報が表示された」と連絡がありました。

市が確認したところ、台帳には市内に住む男性63人のカナ氏名や生年月日、住所、電話番号、受診歴が含まれていて個人情報が漏れたということです。

市はメールを送信した企業にデータの削除を依頼し、個人情報の拡散や漏えいによる被害は確認されていないとしています。

市では個人情報の取り扱いの徹底と事務の見直しに取り組み、再発防止に努めるとしています。