青森県の陸奥湾の「養殖ホタテ」の今シーズン最後の入札が行われ、1kgあたり462円となりました。前回の入札に比べて30円下がってはいますが、シーズン最後の入札としては過去最高値となりました。
「陸奥湾ホタテ」今シーズン最後の入札では、県内20の漁協と支所が6月30日までに水揚げする予定の約3330トンが取り引きされ、加工業者が落札しました。
その結果、1kgあたり462円で過去最高値だった前回から30円下がりました。
ただ、シーズン最後の5回目の入札と比べると210円も高く、記録的な高値が続いていることがわかります。
県漁業協同組合連合会 二木春美 会長
「値段の高さで、消費者のホタテ離れが出るのではないかと懸念している。ホタテ再生に向けて皆さんとがんばっていきたい」
ホタテの高値は、2024年の秋に稚貝が大量に死んだためで、今シーズンの水揚げは12日までに約8200トンで、前の年の同じ時期の6割程度にとどまっています。