県議会6月定例会が開会し、高知県は物価高騰対策やとさでん交通への支援を含むおよそ24億1800万円の補正予算案を提出しました。

6月県議会に提出された補正予算案は一般会計の総額で24億1780万円あまりです。予算案には物価高騰対策としてLPガスの9月分の料金を値引く2億3200万円あまりを計上。地域医療体制を充実させるため周産期医療や小児科など少子化の影響を受けている医療機関への支援費用などにおよそ5億800万円を。高校の授業料無償化に向けて家庭の収入要件を撤廃し授業料相当額を支援する費用などにおよそ3億5000万円を充てています。

さらに「とさでん交通」についてコロナ禍で増えた債務12億円の解消に向けた返済の支援費として、およそ8億円が計上されています。県議会6月定例会は15日間の日程で開かれ、18日からは質問戦が始まります。