13日も完売が相次ぎました。
随意契約で売り渡された備蓄米の店頭販売がきのうから始まった山陰両県、きょうもスーパーなどでは入荷したての備蓄米が飛ぶように売れていきました。

記者 安松裕一
「こちら店の入り口に、備蓄米と張り紙が貼ってあります」

午前6時、店に届いたばかりの備蓄米80袋のうち40袋が早速店頭に並べられました。

大黒天物産が運営する「ラ・ムー」と「ディオ」ではきょうから山陰両県あわせて12店舗で備蓄米の販売が始まりました。

24時間営業のこちらの店では、販売開始は商品が届き次第としていたため行列はできていませんでしたが、買い物客は備蓄米を見つけると次々と買い物かごに入れていきました。

買い物客
「いま女性の方が持って出られて『あ、あるんだ』と思って」

Q:来たらたまたま?
「はい」

Q:やっぱり買わないといけませんよねそうなったら
「そうですね、ちょっと高すぎますもんね」

販売された備蓄米は2022年産で
5キロ税込1980円、1家族1点限りでしたが…

「最初に出された40袋が全てなくなりました」

およそ1時間半で最初の40袋は無くなり、すぐさま残りの40袋が補充されました。

店員
Q:あっという間に売れてしまいましたね
「そうですね、予想以上に」

その後も次々と備蓄米は買われ、午前8時半には全て売り切れてしまいました。

買い物客
「助かりますとっても、年金生活者には。1円でも安いほうがいいから」

「米だけじゃないでよ、みんな高いから。だから少しでも安く手に入れば消費者はありがたい」

「テレビでも連日話題になっていますし、一度食べてみないことには。早速炊いて食べてみたいと思います」

店では今後入荷でき次第、その都度
販売していくということです。