“MA米”や備蓄米放出の評価は?

【Q:MA米の前倒し輸入について?】
(JA愛知中央会 倉元陽平次長)
「ミニマムアクセス米の主食に利用される10万トンの枠の部分については、これまでも入ってきているところでございます。ただ(輸入の)タイミングが、全部コメが収穫できた後だったので、今回早めに入れるという判断は、新米の価格がどうなるかという心配はございます。ただ全体の供給量で見た時に、枠が広がったということではないと認識をしております」

【Q:備蓄米放出の評価は?】
(JA愛知中央会 営業・くらし支援部 伴敬介部長)
「今回、随意契約の取り組みは米価の高騰に対する国民の不安を和らげるための政治的な判断のもと行われていると認識しております。農林水産大臣も、まずは市場を落ち着かせるというところをおっしゃっています。なので、JAグループとしても消費者がこれでコメ離れを起こすというのも好ましいとは考えておらず、消費者にコメが適正価格で供給される状態が望ましいと考えております」