例年、夏になると35℃以上の猛暑日を観測することが多く、「暑いまち」としても知られている岡山県高梁市。そんな高梁市でこれからの時期にぴったりのスイーツがお目見えしました。

高梁市観光協会が発売した“最中アイス“です。夏になると猛暑日が多く、その暑さでも知られている高梁市。2020年には、24日連続で猛暑日を記録し、当時、国内の連続猛暑日の最長記録を更新しました。

そんな高梁市で夏にも観光客を増やしたいと企画されたのが“最中アイス”。バニラや抹茶など4つの味があります。

市内の老舗和菓子店ともコラボし、土産物としても人気の柚子を使った和菓子「ゆべし」を細かくカットして混ぜ込んだものもあります。

(新田真子キャスター)
「ゆべしの存在感があります。柚子のすっきりとした爽やかな香りが口いっぱいに広がっておいしいです」

パッケージにデザインされているのは、“さんじゅーろー”。高梁市の観光名所のひとつ備中松山城の猫城主です。7年前の西日本豪雨のあと城に住み着き、地元住民や観光客に愛されています。“さんじゅーろー”のように多くの人に愛され、高梁を代表する特産物になってほしいという願いが込められています。

(高梁市観光協会 藤原貴美子さん)
「ほんとうに高梁は暑いので、よくも悪くも。その中でもこの“最中アイス“を食べていただいて、もう一度高梁に来たいなと思っていただけたらうれしいです」

高梁市の新たな特産品になりそうな“最中アイス“は、観光交流センターや高梁市観光案内所など、市内7か所で販売されています。