5周年を常連客とお祝い

藤山さん
「ありがとうございます。すごいきれいなお花を…」
4月12日。店の5周年記念のライブが開かれました。店内はお祝いに駆けつけた常連客でいっぱいです。
藤山さん
「皆さんのおかげで、なんとか5年もちまして、6年目に突入しております。ありがとうございます」
店の名前にもなっている「君がくれた月」。藤山さんが初めて作った、思い入れのある曲です。
藤山さん
「先の見えない自分の人生、どうしたらいいかな、という感じの頃だったので、その頃から音楽が始まったので、頑張ろうという気持ちとともにできあがった曲のような気もしますね」
ライブのメインは結成20年の「飆飆」の2人です。飆飆の演奏ベテランならではの演奏で、盛り上げます。飆飆の2人は店がオープンして最初に来てくれた客です。

飄飄・柏谷輝彦さん(打楽器)
「ちょうどコロナ禍でみんなが自粛するなかで始めるというから来たら誰もいなくて。よく頑張っちゃったなと思って、本当」
飄飄・岩本光さん(ギター・ボーカル)
「毎年出ているので、これからも出て見守っていこうと思っています」
河本さんは初めて作った曲「光を見ている」を弾き語りで披露しました。店やギターと出会い、希望を抱いた時の気持ちを歌った曲です。
藤山さん
「『光』がうちのお店だよっていうことを聞いてから、感動して、涙が止まらなくて隠れて泣いてました」
河本匠平さん
「緊張しました。いつもは慣れて緊張しないで歌っていたんですけど、きょうは一大イベントだったので、緊張しました。いろいろ輪は広がっていって、無理のない範囲で、いろいろ演奏できたらなと思っています」
音楽で心を温める場所に

ライブの後は恒例のオープンマイクです。歌う人も聞く人も、会場が一体となって楽しみました。
藤山さん
「改めてお店を開いて、音楽を始めた方とか、昔やってたけど、またやろうっていうふうに思ってくださる方とか、そういう方がいると、すごくお店をやってよかったなっていう気持ちになりました。もう本当に幸せのひと言ですね。やっててよかった、自分を信じてやってきてよかったなっていう思いです」
藤山さんの思いが詰まったHeartful BAR「君がくれた月」。人と人をつなぎ、店の名前のように心を温めてくれる場所となっています。