新たに2020年産の「古古古古米」放出へ

 現在の備蓄米の放出状況は、2024・2023年産の古米31万トンが「競争入札」で放出されましたが、なかなか市場に出回らないという問題も。小泉進次郎農水大臣に代わってから2022年産の古古米20万トンを大手小売り向けに、2021年産の古古古米10万トンを中小小売り向けにそれぞれ「随意契約」で放出。

 そして新たに2021年産の古古古米10万トンと2020年産の古古古古米10万トンの放出を決めました。小泉大臣は、古古古古米の放出について「(コメを)じゃぶじゃぶにしていかないといけない。それじゃなかったら価格は下がらない」とコメント。また、11日に古古古米の随意契約受け付けを開始したところ「約30社から応募がある」と明らかにしています。

 なお、国が保有している備蓄米は残り10万トンとなります。