帰国決断の背景にひとり息子の思い「父親と一緒にいたい」

 5月23日。オルガさんの自宅を訪ねると、帰国に向けて部屋の片付けが進められていました。

 (オルガ・クトバさん)「だんだん荷物が少なくなってきたね」

 帰国を決断した背景には、レブくんの「お父さんと一緒にいたい」という強い思いがあるといいます。

 (オルガ・クトバさん)「(レブくんは)毎日いつお父さんに会いましょうか、お父さんと遊びたい、お父さんといろいろ一緒にしたい。だから帰ります。お父さんと一緒に散歩がしたい。散歩をしてサーカスに行きたい。サーカス行きますか?」
 (レブくん)「行きますか!」
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 神戸を離れる前の日。レブくんが通うこども園では、お別れ会が開かれました。

 (先生)「レブくんにプレゼントがあるので渡したいと思います。レブくんありがとう」
 (レブくん)「ありがとう」
 (先生)「遠くにいってもみんなの顔を覚えておいてもらおうと、みんなの写真を貼りました」
 (オルガ・クトバさん)「かわいい。ありがとうございます、大切にします」
 (先生)「本当に頑張って、レブくん」

 成田空港から、ポーランドのワルシャワに向かい、そこからバスでキーウを目指します。

 (オルガ・クトバさん)「どきどきです。本当にありがとう。さようなら」
 (レブくん)「さようなら」

 家族一緒の生活は、もうすぐです。