2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さん(34)が指導者として一歩を踏み出す。浅田さんは12日都内で会見を開き、木下グループと共同で『木下MAOアカデミー』の設立を発表。「選手時代にこんなアカデミーがあったらいいよなという思いを全て取り入れた特別なプログラムになっています」というように、自らの経験や思いを込めた独自の育成プログラムを取り入れ、後進の育成に力を注いでいく。
記者会見のあと、スケート人生『第3章』のスタートを切った浅田さんにその思いをインタビューすると、キラキラしたまなざしで熱い思いを語ってくれた。

真っ白なスーツ姿に込めた想い

Q.アカデミー設立発表を終えて

浅田さん:
木下MAOアカデミーが設立されると決まったときからもう気持ちが常に引き締まっているんですけど、今日がまた新たなスタートの日となると思っていたので会見がひとまず終わってホッとしています。

Q.かなり報道陣でしたが、注目の高さについて

浅田さん:
引退会見(2017年4月)のときも白のスーツで、今回もまた新たなスタートも白ということで、私自身も晴れやかな気持ちで次の挑戦に向けて進んでいきたいなと思っていますし、たくさんの報道陣の方がお越しくださって会見の様子を報道してくださると思うので、いつも応援してくださっている皆さんに、ご報告ができたらいいなというふうに思っています。

白のスーツで登壇する浅田さん

Q.白を選んだ理由

浅田さん:
引退会見の時もインタビューときも白のスーツを着て臨んだんですけど、自分の気持ちも真っ白な綺麗な気持ちで今回臨みたいと思ったので、白を選びました。

Q.今真っ白な気持ちをこれからどんな色に染めていきたいですか?

浅田さん:
どんなことでも大変なことはあるとは思いますが、すべてのことには必ず意味があると思いますし、またいろんな経験が自分の成長に繋がるようにこれから活動していきたいです。