中国地方は9日(月)に梅雨入りし、本格的な雨のシーズンに入っています。ただ、梅雨時期にも貴重な晴れ間が出ることがありますよね。そんな時に空を見ると、いろいろな大気光学現象がみられることがあります。

ハロは、氷の粒でできた雲によってできる現象です。例えば、薄雲やすじ雲などです。よく天気が下り坂のサインといわれますが、逆に雲が薄くなり、天気が回復するときにもみられる現象です。
光環は、水滴でできた雲によってできる現象です。この写真では巻積雲(うろこ雲)です。光環は太陽のすぐ周りに小さな光の輪がみられることが特徴です。光環も天気の悪化のサインといわれることが多いです。梅雨時期のどんよりした空模様が続きますが、そんなこの時期の貴重な晴れ間に、空を見上げてみるのもいいですね。