大分県国東市で12日小中学生を対象に、世界的な音楽家として知られる葉加瀬太郎さんの音楽会が開かれました。

アストくにさきに登場したのは日本を代表するヴァイオリニスト葉加瀬太郎さんで、一流の音楽家が生み出すメロディーに会場は魅了されます。

この音楽教室はプロの演奏に触れることで様々な感性を身に着けてもらおうと国東市が企画。12日は市内の小学6年生と中学生、あわせて667人が会場に招かれました。

葉加瀬さんはチェリストの柏木広樹さんとピアニストの西村由紀江さんとともに全11曲を披露しました。

(葉加瀬太郎さん)「音楽ですから、楽しんで欲しいってのが一番。普段のクラシックの音楽教室みたいなものでは、なかなか味わえない音楽の魅力みたいなものもちょっと感じてもらえれば」

葉加瀬さんが国東市で音楽鑑賞会を開くのは2022年に続き2回目です。演奏に加えて楽器や楽曲の解説も交えながら子どもたちに音楽の楽しさを伝えました。

(鑑賞した児童)「バイオリンが綺麗でした。やっぱりプロはすごいなと思いました」「迫力が違いました。ピアノをしているんで、ペダルの踏み方とかの音の強弱を気をつけて頑張りたいです」

国東市は「こうした経験を通じて子どもたちに多彩な感性を持ってほしい」と話しています。