長野県教育委員会は、小学校の36歳の教諭が、児童に対して「くず」「死ね」「消えろ」といった不適切な言動を行ったなどとして、減給処分にしました。
12日付で減給処分を受けたのは、中信地区の小学校に勤務する36歳の女性教諭です。
県教委によりますと、教諭は、授業中の教室などで児童5人に対し、指で頭や頬を叩く体罰を複数回行いました。
さらに、授業中の教室など他の児童がいる前で「くず」「死ね」「消えろ」といった人格を否定する言動を、6人の児童に対して複数回行ったということです。

教諭は、授業中に騒ぐといった行動をとる児童に対して、その都度口頭で指導していましたが、他の児童の学習の妨げになることを心配して、体罰などの非違行為を行ったということです。
県教委は、「あってはならない行為で、学校教育に対する信頼を著しく失墜させた」などとしています。