【三浦宏規】　ヒールに挑戦も「思っていたより余裕。ダンサーだな」　天然すぎるＷキャストの髙橋颯に「常にアンテナを張っています」

ミュージカル『ジェイミー』の稽古場お披露目がされ、Ｗキャストで主演のジェイミーを演じる三浦宏規さん、髙橋颯さんらが登壇しました。

本作は、ドラァグクイーンを夢見る高校生ジェイミー（三浦宏規・髙橋颯）が差別や偏見と闘いながら自分らしく生きていく様子を見て、周囲の価値観が変わっていく英国BBCのドキュメンタリーに基づいた大ヒットミュージカル。

稽古が始まって約3週間が経つそうで、三浦さんは‟全シーンが（稽古を）つけ終わっていてスピードに驚愕するばかりなんですけど、早い段階で全部の芝居が付いたからこそ深めていける”と稽古の手ごたえを語りました。

また、三浦さんは‟ジェイミーというカンパニーの他の舞台と違うところは、ジェフリー（演出・振付）が考えたダンスのワークショップが毎朝あって、30分くらいやっていて、最初それで疲れてダメかもって思っていたけど、やっていくうちに体力もついたし、ジェフリーの振り付けは実際の振り付けの練習にもなって躍動感が出てきて上手になってきて、最後までジェフリーについていこうと思います。”と稽古の様子を明かしました。

髙橋さんは‟毎日楽しくて、和気あいあいとお稽古させてもらっているなって感じる。ジェフリーさんが日本語を覚えて、「頭からお願いします」っていうのが凄い可愛い”と髙橋さんらしく稽古場の様子を語りました。

三浦さんは製作発表の時に、ハイヒールを履くことについて不安をこぼしていましたが、‟思っていたより余裕で、「ダンサーだな僕は」って思いました。”と語ると、会場から大きな笑いが。しかし、まだ本番用のヒールができていないようで‟これで本番用で踊れなくなったら嫌だなって思うんですけど、最初に危惧していたよりは足が取れることはないって思いました。調子に乗ると、一瞬で足をやってしまうので、安全に気を付けていきたい”と語りました。

Wキャストでジェイミーを演じる三浦さんと髙橋さん。稽古中の様子について、三浦さんは‟常にアンテナを張っています。（髙橋さんが）変なことをしないか”と天然すぎる髙橋さんについて語ると、髙橋さんは‟本当に宏規君から盗めることしかない。”と三浦さんへのリスペクトを口にしました。

最後に三浦さんは‟ジェイミーを演じていて、楽しい瞬間もあれば苦しい瞬間もある。人って完璧じゃないしその分いろんな人の力を借りて成長していかないといけない。作品からジェイミーとしても、僕としてもそんなメッセージを貰っているような気持になります。この作品を観終わった後に、自分の人生を見返すような機会になる作品だと思っています。”と作品の魅力をアピール。