この2種類を始めサンファームで育てているサクランボの品種の数は…

(吉田聡さん)
「花駒、香夏錦、佐藤錦が出て、36品種あるんですけど。旬がずっと3~4種類ずつ移り変わっていく感じです」

サクランボ狩りのシーズンは例年、6月中旬から7月中旬までの1ヶ月間と短く、品種によっては1週間しか味わえないものもあります。
サンファームでは、吉田さんのおもてなしの心から、品種を多く作ることで「常に3~4品種の食べごろのサクランボが味わえる」ようにしています。

もう一つ、サンファームの木には、サクランボ狩りに訪れた人たちに配慮した優しい工夫が。

(甲斐谷キャスターリポート)
「サクランボはいくつかの段になっているのですが、なんとこんなところにまであるんです」

サクランボの木は枝を左右に広げていて、水平に伸びた枝に実をつける栽培方法をとっています。
これはワイン用のブドウの栽培でよく用いられる技法ですが、この技法を採用することで枝が高くなりすぎず、低い場所に実ったサクランボを楽しめるといいます。

(吉田聡さん)
「車イスでサクランボ狩りが出来るというところも魅力だと思いますし、小さいお子さんなかなか取れないという子も多いのですが、低いところでは(地上)50センチくらいの所で十分とれる」

ルビーのような輝きとみずみずしさを持つサクランボ。


短い旬を、摘み取り体験で味わってみてはいかがでしょうか。