ウクライナとロシアは直接交渉での合意に基づき、戦死者の遺体の引き渡しを行ったと発表しました。
ウクライナ政府は11日、ロシアとの合意に基づき「1212人の戦死者の遺体が返還された」と発表しました。遺体は、東部ドネツク州や北東部ハルキウ州など激しい戦闘が続く地域で死亡した兵士たちだとし、今後、身元の特定を急ぐとしています。
一方、ロシアのメジンスキー大統領補佐官は、ウクライナからロシア軍兵士27人の遺体が返還されたと発表。今後、数日間にわたって遺体の返還が続くとしたほか、12日には重傷を負った捕虜らの交換が行われるとしています。
こうした中、ロシア軍によるウクライナ各地への攻撃が続いています。ウクライナ空軍は10日夜から11日朝にかけて、85機のドローンなどによる攻撃を受けたと発表。ウクライナメディアは、東部ハルキウで8人が死亡したと伝えています。
攻撃を受け、ゼレンスキー大統領は、世界各国の指導者に対し、「攻撃を止めさせるためにはロシアへの圧力を強化すべきだ」と改めて訴えました。
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