宮城県沖地震の発生から12日で47年です。仙台市では、大地震を想定した防災訓練があり、関係機関が連携を確認しました。

仙台市宮城野区にある宮城県消防学校で行われた仙台市の防災訓練には、陸上自衛隊や消防など27の機関から約170人が参加しました。

訓練は、長町ー利府断層を震源とする最大震度6強の大地震が発生し、多くのけが人が出て、ライフラインが途絶えたという想定です。

救助隊員:
「反応ありです!」

倒壊した建物の中に取り残された人を救助犬が発見し、自衛隊員が救助する訓練などに取り組みました。

仙台市危機対策課 飯島裕貴課長:
「訓練を通し連携を強固にしてこれから起こりうる災害に対して迅速な対応を取れるように態勢を強化していきたい」

参加した人たちは、災害に備え被害状況の把握や負傷者の手当などについて連携を確認していました。