アメリカのトランプ政権による関税措置を受けて静岡県は6月11日、影響を受ける中小企業の資金繰りの支援などをまとめた「対策パッケージ」を示しました。
<静岡県 鈴木康友知事>
「先行き、見通しが不透明な状況だが、これから影響が本格化する可能性が非常に高い。こうして皆さまとしっかり情報共有して、現状把握に努めていく」
県は、いわゆる「トランプ関税」による県内への影響を把握して対策を検討するため、2025年4月に連絡会議を立ち上げ、11日に2回目の会合を開きました。
県は、関税措置を受けた「対策パッケージ」として、中小企業の資金繰りを支援するため融資要件を緩和して融資限度額を5000万円から8000万円に引き上げる方針を示しました。
また、設備投資など生産性の向上に向けた支援をするとしています。
県は、新たに100億円の融資枠を設ける方針も示し、6月18日に開会する県議会6月定例会に必要な費用を盛り込んだ補正予算案を提出することにしています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









