素足で歩ける砂浜を次世代に残そうと、鶴岡市の海水浴場で砂浜の清掃活動が行われました。砂浜を清掃するために作られた車を使い、効率的にゴミを集める取り組みも行われました。
きょうは鶴岡市の湯野浜海水浴場に自動車ディーラーHonda Carsの社員やその関係会社の社員など85人が集まり、清掃活動を行いました。

この活動は「素足で歩ける砂浜を次世代に」をスローガンに毎年行われています。
砂浜には陸地や海から様々なゴミが集まります。
「タイヤ?なにこれ。でっかいの出てきた」

こうしたゴミを人の力だけで拾い集めるのは簡単ではありません。そうした中登場したのは、こちらのATV(エーティーブイ)と呼ばれるバギーです。

山形県Honda Cars 狩野慎一郎 会長「砂浜を清掃するのに特化したように構成された車ですので、あまり他社にない物なので、相当開発に時間をかけて作りましたが、だいぶゴミを拾ってくれている」
無数のピンが付いたアタッチメントをつけて砂浜を走らせると・・・

砂の中のゴミをかきだし、大きなゴミを拾い上げ、どんどん集めていきます。

砂も一緒に集まりますが、アタッチメントを変えると砂を取り除き、ゴミだけを回収できるようになります。
きょうはATVを駆使しながら人の力を合わせ、きれいにしていました。

山形県Honda Cars 狩野慎一郎 会長「清掃活動の中で、こうやって皆で参加するというようなイベントですので、ATVを使いながら、またATVが無くても今後50年、100年と続くようなきれいな砂浜を守りたい」

美しい砂浜を残すために。清掃活動は今後も続けられるということです。