薩摩、大隅地方では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、11日夜遅くにかけて、土砂災害に警戒してください。

気象庁によりますと、梅雨前線が九州南部に停滞しており、12日夜にかけて九州北部地方へ北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部では大気の状態が不安定となっています。

■雨の実況
降り始め(8日00時)から11日15時までの降水量(アメダスによる速報値)
  宮崎県
    えびの市えびの高原 430.5ミリ
    都城市菖蒲原町   326.5ミリ
    小林市野尻     278.5ミリ
  鹿児島県(奄美地方除く)
    指宿    524.5ミリ
    肝付町前田 403.0ミリ
    鹿屋市寿  377.5ミリ

■雨の予想
 九州南部では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。

警戒事項:土砂災害
注意事項:落雷、突風

今後の雨の動きを3時間後ごとのシミュレーションで見ていきます。