九谷焼に細い筆で和歌を書く作家、田村敬星さんの個展が、11日から福島県郡山市の百貨店で始まりました。
田村敬星さんは、九谷焼に極細の毛筆で和歌などを書く九谷毛筆細字の作家です。この田村さんの個展が、郡山市のうすい百貨店で始まり、壺や香炉などおよそ70点の作品が展示されています。

直径3センチほどの杯におよそ3500字を書いた作品も展示され、訪れた人たちは、唯一無二の世界観に浸っていました。
猪苗代から訪れた夫婦「感激です。こんな本当に、文字がこんなデザインになるなんて。初めて見ました、すごいです」
個展を企画した永井久仁彦さん「毛筆細字というのは、田村先生しかされていない唯一無二の作品でございますので、ぜひご覧いただければと思います」
この個展は、郡山市のうすい百貨店で16日まで開かれています。
