セ・パ王者同士のゴールデンカード

今月始まったセ・パ交流戦。ソフトバンクは7試合で5勝2敗、勝率.714、交流戦の順位はセ・リーグ1位の阪神と並びトップにつけている。

状態を上げてきたソフトバンクは10日(火)から、みずほPayPayドームで巨人と対戦。昨シーズンのセ・パ王者がぶつかる好カードの初戦は、両チーム合わせて23安打が飛び交う乱打戦を制したソフトバンクが勝利した。第2戦も白熱の展開が予想される。

ソフトバンク元監督・秋山幸二が語る見どころは

秋山幸二(RKB野球解説者)
「絶好調の柳町は、元々技術を持っている選手だが、今は打席での集中力が素晴らしい。その結果、狙い球を絞って一発で仕留められている。打線全体としては、周東から始まる1番~4番での得点力が上がると厚みが出る。出場が期待される巨人・甲斐拓也は、元チームメートをどれだけ研究してきたかが見られるという点で楽しみにしている。トレードで巨人へ移籍したリチャードは毎試合チェックしている。古巣・福岡でどんなバッティングをするか楽しみ」

11日は、元チームメイト・甲斐&リチャードとの注目の対決だけではない。ソフトバンクが今季初の2位に浮上する可能性がある試合だ。巨人に連勝し、現在パ・リーグ2位のオリックスの結果次第では順位が入れ替わることになる。

さらに、紅白歌合戦にも出場した歌手の新浜レオン(29)もゲストで出演、試合前からセレモニアルピッチ&ライブパフォーマンスなどで球場を盛り上げる。

果たして昨シーズンのセ・パ王者がぶつかる好カードの行方は!?