「震災からの復旧・復興に全力で」菊地市長の誓い
去年9月、この議場では自身の退任への思いを涙ながらに語っていました。
林正之前市長(去年9月)
「道半ばで病に倒れることは、断腸の思いであり、誠に痛恨の極みであります。議会の皆様をはじめ、市民の皆様、関係の皆様に申し訳なく思っておりますが、今後の市政にとりましてこれが最善の策であると決断をした次第であります」

市によりますと、9日市役所の入り口に設けられた林さんの記帳台にはすでに250を超える記帳が集まっているということです。
11日も林さんの死を悼み、記帳に訪れる人の姿が見られました。
本会議では菊地市長が改めて哀悼の意を表し市政への決意を述べました。
菊地正寛市長「林前市長の思いをしっかり胸に刻み、震災からの復旧・復興、そして本市の更なる発展に全力で取り組んでまいりますことを、改めて、お誓い申し上げます」
市は、6月定例会に一般会計で8億4035万円の補正予算案を提出。伊勢大町に建設を決めた、3棟目の災害公営住宅の設計や地質調査にかかる事業費9163万円などを計上しています。
会期は24日までです。