近畿中部では、11日昼過ぎまで土砂災害に警戒してください。

気象庁によりますと、梅雨前線が西日本に停滞しています。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、近畿地方では大気の状態が不安定となっています。

[雨の実況]
降り始め(9日06時)から11日10時までの降水量(アメダスによる速報値)
  滋賀県
    近江八幡   160.0ミリ
    大津市萱野浦 109.0ミリ
  京都府
    京田辺    135.5ミリ
    京都市中京区 124.0ミリ
  奈良県
    十津川村風屋 163.0ミリ
    上北山村小橡 155.5ミリ
  大阪府
    枚方     126.5ミリ
    大阪市中央区 111.0ミリ
  兵庫県
    西宮     113.5ミリ
    神戸市中央区 104.5ミリ
  和歌山県
    田辺市護摩壇山 289.5ミリ
    田辺市龍神   248.0ミリ

[雨の予想]
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
  近畿中部 30ミリ
  近畿南部 40ミリ

 近畿中部では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があるため、11日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒してください。
 近畿地方では、11日昼前は局地的に雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
 落雷、突風に注意してください。

今後の雨の動きを3時間後ごとのシミュレーションで見ていきます。