陸上自衛隊多賀城駐屯地で10日、敵の制圧を想定した戦闘訓練が行われ、今年の春に入隊した新人自衛官が銃の扱いや部隊の動きを確認しました。

訓練に参加したのは、今年4月に陸上自衛隊に入隊した18歳から31歳までの新人自衛官153人です。空砲を撃ったり、ほふく前進したりしながら、一つひとつの動きを確認していきました。戦闘訓練は、およそ2か月間の訓練の集大成です。

第119教育大隊 高品統冴2等陸士:
「戦闘訓練は敵を制圧するという特殊な任務。いつもより緊張感を持って行った」第119教育大隊 小澤櫻2等陸士:
「仲間と協力し周りを見て訓練をした。少しでも不安をなくし笑顔にさせられるような自衛官になるため努力します」

新人自衛官は、9月下旬に主に東北の各駐屯地に配属され第一線で活動するということです。