食事を通じて子どもたちを見守る子ども食堂の運営に役立ててもらおうと、高知県子ども食堂支援基金に寄付金が贈られました。

県子ども食堂支援基金に寄付をしたのはこうち生活協同組合です。地域商品の売上の一部を地域に循環させたいという職員の発想で、2018年から毎年、カタログで取り扱う県産品1点につき1円などを寄付しています。今年で8回目で、今回は18万3379円が寄付されました。寄付額の合計は200万円以上にのぼります。

県によりますと県内には23市町村に120か所の子ども食堂があるといいます(2024年度末時点)。目録を受け取った子ども・福祉政策部の西村光寿(にしむら・みつとし)部長は「継続して支援していただきとても感謝している。子ども食堂に役立てる」と感謝の言葉を伝えました。

(こうち生活協同組合 佐竹一夫 理事長)
「地域の中で困っている人の問題解決に繋がり、地域のつながりがさらに深まって暮らしやすい高知県になって、住んでいて良かったと感じられるといいなと思う」

寄付金は子ども食堂の開設や運営費に役立てられるということです。