2年前から空き庁舎となっていた旧有明町役場の建物に東京に本社を置くシステム開発企業が新たな事業拠点を設けることが決まりました。

(古川隆三郎 島原市長)「今回、情報産業、データ管理という今どきの若い人とマッチする企業が来たことを嬉しく思います。」
島原市への進出が決まったのは東京に本社を置き、システムの開発などを手掛ける「株式会社ディーソル」です。島原市は若者が活躍できる企業を島原市に呼ぶことでIターン、Uターン就職に繋げようと2年程前からディーソルの誘致に取り組んできました。

ディーソルは、ことし10月1日から空き庁舎となっていた有明庁舎の別館で事業を開始する予定で、5年間で100人の雇用を計画しています。
(古川隆三郎 島原市長)「これからの若い人たちが活躍するステージの企業をを積極的に誘致していきたいと思います。」
ディーソルの県内への進出は長崎市、佐世保市、五島市に次いで4市目で今後は、地元の高校出身者を毎年5人程度採用する計画だということです。