将来の建築の担い手を育てます。山口市で新築工事が進む県自治会館を高校生が見学しました。
「建設工事現場見学会」は建設業界への興味や関心を高め、将来の担い手を育てようと県が開いています。下関工科高校・建設工学科の2年生23人が、山口県自治会館の新築工事について概要の説明を受け、現場に向かいました。
吉冨冴記者
「自治会館の工事は去年の7月から始まりました。現在は内装や塗装をしている段階で、高校生が説明を受けながら見学しています」
現在の建物は雨漏りや空調の不具合など建物の老朽化が問題になっています。新築工事は今年9月末までの予定で、高校生らは1階から4階までの部屋を順に見て回りました。

下関工科高校建設工学科2年生
「ものつくるのが好きなので、建設系の、将来はそういうのに就きたいなって思ってます」

下関工科高校建設工学科2年生
「想像しやすくなるというか、やっぱり話を聞くだけじゃ分からないところって結構あると思うので、こういう体験っていうのはすごい貴重で、結構うれしいですね」

午後からは、萩市役所分庁舎の建設現場を見学しました。