現金、どうすれば手元に戻る?

富山県警の担当者は、「現金のみが拾われた場合は、遺失届出書の記載と落とし主からの詳細な聞き取りを行い、落とした場所や拾得状況などから落とし主のものと判断した場合に返還されます」と説明しています。

現金以外にも、カバンや財布などの落とし物で、身分証明書やその人のものと判断できる材料があれば、より返還に至りやすいとのことです。

こうした手続きを経て、2024年に富山県警に届けられた約1億4400万円のうち、約9700万円が落とし主に返還されています。