エアコン事故、ほとんどは『火災』
激しい音とともに燃え出した、エアコンの電源プラグ。これは、NITE=製品評価技術基盤機構が行った実験の映像です。

出火の原因は、電源プラグを専用のコンセントではなく「延長コード」に接続したためです。専用のコンセントに接続しないと異常発熱が起こり、火災につながる恐れがあります。

NITEによりますと、エアコンの事故は今年3月までの5年間に363件発生していて、そのほとんどが火災だということです。特に事故は気温が高くなる7月、8月に多くなるため、NITEは、本格的な夏を迎える前にエアコンを試運転させて異常がないか確認するよう呼びかけています。
火災はもちろん、夏場にエアコンが使えないと大変ですから、暑くなったら手遅れです。手遅れになる前に確認しておきたいポイントがあります。