支部が経緯の調査実施を公表も実際は…
氷見市支部では党員それぞれに担当の議員がいて、担当議員が年末に党費を回収し、支部を通じて県連に納める仕組みになっています。
仮に、議員が党員の党費を肩代わりしていたとすれば、公職選挙法が禁じる選挙区内の有権者への寄付となる恐れがあります。

毛田キャスター「良くないことだっていう認識はありましたか」
元会計責任者「私ですか。各議員が集めてきたやつ(党費)ですから。別段それはそれで。『あ、こういうやり方もあるのかな』という思いだけで。悪いとかそういうのはそうじゃなかったと思いますね」

氷見市支部が党費肩代わりの経緯について調査実施を公表したのが5月24日です。当時の党費の扱いについて支部から調査を受けたか尋ねると。

元会計責任者「いや受けてないです」
毛田キャスター「連絡はないですか」
元会計責任者「ないです。だからその肩代わりがあったかどうかというのは、私名目上、会計責任者ですか。なってますけども。そういうことわかりませんから。あくまでも持ってきた。持ってきていただいた党費を県連に納付するだけの。そういう仕事しかしてませんから」
支部からの連絡はないとし、議員から受け取った党費が、肩代わりしたものかどうかは議員本人にしか分からないと述べました。
一方、嶋田茂支部長は10日、取材に対し、「調査の進捗状況は変わっていない」と答えました。
男性が今、氷見市支部へ望むことは─。

元会計責任者「(先月24日の)総会で冒頭の陳謝まであったんですから。やっぱりきちんとどういうことがあったかいうのは、明かしてもらいたいなと。それはありますね」