誰が肩代わりを…元会計責任者の見立ては
これは、氷見市支部の党員リストに記載されていた157人のうち、2015年から23年にかけて党員だった複数の人が党費を払っていなかった問題です。

2023年の100人前後の党費およそ28万円は前の支部長で堂故茂参議院議員の秘書、薮田栄治氏が私費で肩代わりしたとされていて、2022年以前の党費については支部の活動費から支出した疑いがあります。
男性が会計責任者だった2016年は、6月まで堂故議員が支部長を務め、その後は当時県議だった薮田氏が支部長に代わりました。

毛田キャスター「2015年から22年にかけては、氷見市支部および堂故事務所でまず肩代わりの指示などがあったかどうかも含めて調べてますけど」
元会計責任者
「その指示はないです。そんな指示は一切ないです。それは言えます」
毛田キャスター「それは、指示はないけども皆さん(党費を)立て替えてた議員の方はいらっしゃった」
元会計責任者
「ですよね。そういう話は後で聞きましたから。指示はないけどもやっぱり、前年からの(党員数の)実績を確保したいがためにやっぱりそういうことやってたんかなと」
男性は、当時の支部長から党費の肩代わりの指示はなかったとした一方、党員数を維持するために議員が肩代わりしていた可能性があると述べました。