インターネットを悪用した犯罪を減らすために活動するサイバー防犯ボランティアの委嘱式が行われました。

9日、高知県警からサイバー防犯ボランティアに委嘱されたのは、高知開成専門学校のゲームサークル『セントラルキャラクターズ』のメンバー20人です。不正アクセスや規制薬物広告などのインターネット犯罪が増加傾向にある中、サイバー防犯ボランティアは身近なSNSアプリに潜む犯罪広告の報告や広報活動などを通して、より県民に危機意識を持ってもらうことが目的です。

セントラルキャラクターズでは2024年度309件の報告を行っています。また、若者を中心に軽い気持ちで犯罪に加担してしまう「闇バイト」についても、参加を防ぐ取り組みに協力したいと考えています。

(1年生 黒石歩未さん)
「ネット上での詐欺や人を悲しませる行為をできるだけ私たちで無くしていきたい」

(部長 杉村大さん)
「ネットでの犯罪は多いので、それに対する対抗策をメンバーみんなで共有していきたい。4年目も続けられるように継続して頑張りたい」

サイバー防犯ボランティアの任期は2026年の3月末までです。