“バランスを崩したチーム”に今季初勝利の歓喜が訪れたのは、開幕9試合目。
4月の国立競技場でした。
シーズン前半の全試合に出場し6得点した、長谷川元希選手の活躍も光りました。
【長谷川元希選手】
「試合中も横のつながりが大きくて、みんなポジティブな声をかなり掛けましたし、試合を運んでて『きょうは大丈夫』というのは僕も感じた」
一方でアルビレックス新潟はホームのビッグスワンでの勝ちがなく、樹森大介監督とキャプテンの堀米悠斗選手は、5月下旬にチームの方向性を確認し合いました。

【堀米悠斗主将】
「ボールを“持つ”というところに少しこだわりを…という、元のスタイルにちょっと近づけるというか」
その後、5月25日の対『湘南ベルマーレ』戦…。
【堀米悠斗主将】
「全員が同じ方向を向けたのは大きかったと思います」
【小見洋太選手】
「全員でつかんだ勝利だと思いますし、2点目も、みんながつないでくれた全員のゴールだと思います」
開幕100日目にしてようやくつかんだ『ホーム初勝利』で、“勝つことの難しさ”と“喜び”をひときわ感じたのです。