岡山商科大学の2年生で射撃の中山惇之丞選手が、大阪で行われた全国大会でみごと初優勝を飾りました。
大阪で行われた日本学生選抜スポーツ射撃選手権大会。
「状態はどうですか?」
(岡山商科大学2年 中山 惇之丞 選手・(高梁市出身)
「普段と変わらないので、ベストに近いとは思います。優勝したいなと思っています。」

10mエアピストルの男子には、昨年惜しくも準優勝に終わった中山選手を含め20人が出場しました。競技では、制限時間1時間15分の間に10m先の標的に60発を撃ち合計点を競います。
他の選手が専用の眼鏡や靴を身につけて臨む中、中山選手は特別な装備を身に着けない「無課金」スタイルで正確な射撃を見せていきます。

結果は大会新記録の574点で優勝、リベンジを果たしました。

(岡山商科大2年 中山惇之丞選手)
「嬉しいですけど、もうちょっと(点が)欲しいなというのはありますね。(優勝を)有言実行できたというのがすごくうれしいなと思っています。」
(岡山商科大学射撃部 西谷諭コーチ)
「落ち着いた射撃ができて、彼らしい撃ち方ができたかなと。これからもっともっと高みを目指して、ここは彼にとって通過点になると思うので、この先もどんどん頑張ってほしいと思う」
中山選手は今年8月16日からシムケント(カザフスタン)で開かれる「2025アジア選手権 シムケント大会 10mエアピストル」の日本代表に選ばれました。

また、10mエアピストルの女子では、岡山商科大学1年の阿部朱里選手が3位となっています。