防衛省・沖縄防衛局によると、9日沖縄県の米軍嘉手納弾薬庫地区内にある県管理の不発弾保管庫で爆発があり、自衛隊員4人が病院に搬送された。

事故のあった不発弾保管庫

地元のニライ消防によると、爆発事故を覚知した時間は午前11時17分。不発弾の再識別作業中(さび取り中)に爆発したという。負傷者の内訳は下記の通りで、命に別状はない。
①40代男性隊員 左手の負傷、耳鳴り 軽症から中等症
②40代男性隊員 右耳の難聴、外傷なし 軽症
③30代男性隊員 左耳の難聴、外傷なし 軽症
④20代男性隊員 右腕と左頬の擦過傷、左耳の難聴 軽症

防衛省によると、隊員4人は陸上自衛隊第101不発弾処理隊所属。
林官房長官は9日午後の会見で、「周辺地域への被害は確認されていない」と述べた。事故原因については、防衛省などが調査している。

嘉手納弾薬庫地区