宮城県南三陸町で9日、初夏の訪れを告げるウニ漁が解禁されました。
初日は2024年よりも50キロ多い水揚げとなり浜は活気づきました。

ウニ漁が解禁されたのは南三陸町戸倉(とぐら)地区の海域です。
9日は午前4時半の解禁に合わせ一斉に漁船が出港しました。
そして漁師が箱メガネで海底をのぞきながら先端にカギのついた竿を操り次々とウニを引き揚げました。

漁を終えると集荷場所にはカゴいっぱいのウニが水揚げされ、2024年の初日より40円高い1キロあたり570円で取り引きされました。

漁師
「まあまあの漁でした。これから身入りも良くなってとれてくると思う。久しぶりに海がなぎで良い漁だった」

初日は2024年より約50キロ多い1,000キロのウニが水揚げされ宮城県石巻市の水産会社に出荷されました。

ウニ漁は7月末まであと7、8回行われる予定です。