中国で全国統一の大学入試「高考」が始まりました。不正行為が相次いでいることから会場では取り締まりが強化されています。

記者
「こちら試験会場なんですけれども、多くの保護者が見守るなか受験生が会場へと入っていきます」

人生を決めるとも言われる「高考」。

今年の受験生は1335万人で、去年より7万人減ったものの、依然、競争は厳しく、多くの人が不正行為に神経をとがらせています。

受験生
「不正は恥ずべき行為だと思います」
受験生の母親
「不正はどう考えても間違っていると思います」

過去には携帯電話を持ち込んで問題を撮影し、SNSで答えを求めたケースもありました。

会場では、不審な動きを自動で検知するAI監視カメラの設置などの対策がとられるということです。