こども未来プロジェクト、今回は書道コンクールで去年(2024年)、4度の「全国1位」に輝いた長野市の小学生です。
力強く、美しい筆跡。
長野市の小学4年生、井坪美遥(いつぼ・みはる)さんです。

去年は全国学生書写書道展で最優秀の文部科学大臣賞に輝きました。
■井坪美遥さん:
「(出品作は)150枚くらいかな、そのくらい書きました。一番上の最高賞だったので…夢だったんです 文部科学大臣賞がとりたいって。だから夢がかなってよかったなって思います」
去年は伝統ある伊勢神宮奉納書道展など、全国の最高賞があわせて4つという快挙でした。

■父親の大喜さん:
「すごく器用なタイプではないんですけど、苦手なところもあきらめずに、できるまで練習することができるのがすごいなと思います」
父親の井坪大喜さんは、全国の最高賞を獲得した経歴を持つ書家。
美遥さんの師匠でもあります。
美遥さんが見よう見まねで書道を始めたのは5歳くらい。
今は平日も練習を欠かさず、週末は3~4時間は紙に向かいます。

うまくいかずに、泣きながら筆を持つこともあるといいます。
5歳になった妹の千尋ちゃんも最近は書道に興味津々。
抜群の集中力と向上心が美遥さんの成長の源です。
美遥さん:
「きょうはいいところを書くぞ、と目標を立てておくといい字が書けます。3年生の時よりも、見る人に感動してもらえるような字を書きたいです」