JR東海の30歳の男性乗務員が勤務中に自作の看板を飯田線の列車に取り付け、写真を撮影したうえSNSに投稿するなどの不適切な行為をしていたことが分かりました。

JR東海によりますと、男性乗務員は2021年8月、車掌として飯田線の普通列車に乗った際、乗客がいない間に表示を許可なく「試運転」に変え、列車の先頭に自分の名前を入れた自作の看板を取り付けました。

さらに、長野県天龍村の為栗(してぐり)駅のホームで知人に列車を撮影させたうえ、今年(2025年)2月、SNSに写真を投稿していました。

JR飯田線為栗駅

5月28日に情報提供があったということで、男性乗務員は飯田線や東海道本線などでこれまでに50回ほど撮影し、3年前から月5~6件ほど投稿していたと話しているということです。

男性乗務員は動機について「SNSで仲間に見てもらい喜んでもらいたかった」と説明していて、JR東海では厳正に処分するとしています。