「レジシステムを変えるだけで1年」減税実現には法律改正も

TBS報道局政治部堀宏太朗記者:
理由はもう一つあります。減税の実現までに時間がかかるということです。
実現には法律の改正が必要です。法案を国会に通し、審議し、成立させて、周知させる期間が必要になってきます。
事業者側にも商品の値段設定の見直しや値札の貼り換え、レジのシステム改修が必要になってきます。
総理は「(スーパーのレジなど)システムを変えるだけで1年はかかる」と言っています。(5月21日の発言)

高柳光希キャスター:
レジのシステムには「POSシステム」というものがあります。
「POSシステム」は、複数のレジがあるスーパーや小売チェーンなどで導入されており、各レジの売り上げ情報を集計・管理しています。
大手システムメーカーに、税率変更する際にはどれぐらいの期間が必要なのかを聞きました。
A社は「過去の税率変更の際は1年かかった」と話しています。さらに、B社は「税率変更を行った後、全店舗に反映に最大半年程度かかった」と話しています。
日比麻音子キャスター:
明日の食卓を考えるのでも精一杯なのに、1年後どうなっているかというと、これは効果的なのかどうか考えたいですね。