長崎県高校総体は6日が最終日。2種目の決勝戦がありました。ラグビーは長崎北と長崎北陽台が対戦、2年連続同一カードを制したのは。

第一シードの長崎北、15年ぶりの高総体優勝へあと1つです。対するは、第二シードの長崎北陽台、大会2連覇を目指します。ことしの両校の対戦成績は長崎北の2勝。その長崎北、白と紺のジャージが口火を切りました。

前半2分、向井が巧みなフットワークでディフェンスを切り裂き先制トライ。さらに、長崎北はその6分後にもトライを決めことし県内無敗の強さを見せつけます。
ただ、北陽台も黙っていません。反撃は前半12分、キャプテンで高校日本代表候補の山口貴生がトライ。これで息を吹き返した北陽台は前半16分に逆転すると…その後も立て続けに3本のトライを奪い23点をリードして前半を終えます。

両チームともしばらく無得点の時間が続いた後半。その均衡を破ったのは長崎北でした。後半15分、1トライを返します。しかし、追い上げもここまで。終盤に北陽台が突き放し高総体2連覇です。

(北陽台 山口貴生 主将)「1人ひとりがガムシャラになってボールを追いかけてそれがトライに繋がったのもあるし、今まで負けてきた相手に勝てたのはめちゃめちゃ嬉しい気持ちです。」

決勝に進んだ両校は、今月末に熊本県で開かれる九州大会に進みます。