三重県の教員採用試験の申込者数が過去最少となりました。
三重県教育委員会によりますと、6月から7月にかけて試験が行われる教員採用試験の申込者数は1758人で、記録が残る1993年度以降、最も少なくなりました。
今年度の試験では580人の採用を見込んでいますが、小中学校、高校、特別支援学校などを合わせた倍率も過去最低の3倍となっています。

一方で、去年から始めた大学3年生で一次試験が受けられる特別選考には225人が申し込んでいて、去年より50人以上増えています。
県は今後、教員OBの復職制度や社会人経験のある人を対象とした特別選考などの周知を図るなどして、教員の確保を目指すとしています。