福島県郡山市は6日、土地に課税する令和6年度分の固定資産税に算定の誤りがあり、74件、およそ254万円を過大に徴収していたと発表しました。
郡山市では5月、令和7年度分の土地に課税する固定資産税の算定プログラムに誤りがあったことが明らかになったため、令和4年度分以降について、さかのぼって検証していました。その結果、令和6年度分で計74件、金額にして254万円分が過大に課税され、徴収されていたことが判明しました。
郡山市では今後、対象者に個別に連絡し、謝罪するとともに、7月中に還付の通知書を送付することにしています。
郡山市では「市民の皆様の信頼を損ねたことを深くお詫びいたします。職員が行うべき処理に関するシステム操作マニュアルの理解などが不足していました。組織的な再点検を実施し、マネジメント体制を強化したい」としています。
郡山市では5月、土地に課税される固定資産税の算定ミスが5万6000件あまり明らかになり、5月に発送する予定だったすべての納税通知書の発送を6月16日に延期していました。