日本銀行下関支店は山口県内の景気について、18か月連続で「緩やかに回復している」と判断しました。
5日、日本銀行下関支店が会見を開き、「金融経済情勢」を発表しました。県内景気について、去年1月から18か月連続で「緩やかに回復している」と判断しました。「個人消費」は物価上昇の影響がみられるものの「着実に持ち直している」と見ています。また「生産」は「持ち直しの動きが見られる」、「設備投資」は「確実に増加している」としました。
日銀下関支店はアメリカの通商政策の影響について今後、輸出企業の収益の低下、設備投資の先送りなどにつながり、経済を悪化させることがないか注視していく考えです。