芝生の中に紛れて生息している、外来植物の「メリケントキンソウ」、宮崎県内では今の時期、公園や幼稚園のほか、住宅の庭でも広く確認されているようです。
鋭いトゲがあり、肌に刺さると、けがをするおそれもある「メリケントキンソウ」、その実態と対処法を取材しました。
春から初夏にかけて硬く鋭い2ミリほどのトゲを持つ種が特徴
(玉岡克希記者)
「こちらは宮崎大学の学内農場の脇道です。ここにはたくさんのメリキントキンソウが生えていて、実際に触ってみると、針がささったような痛みを感じます」
"芝生の中の刺客"とも呼ばれる「メリケントキンソウ」。
南アメリカ原産の外来植物で、県内では2010年頃に初めて発見されました。

メリケントキンソウは芝生の中などに生えやすく、春から初夏にかけて硬く鋭い2ミリほどのトゲを持つ種が特徴。
その種が乾燥すると、トゲがさらに強くなり、足の裏や手のひらに刺さるとケガをするおそれもあります。
