アクセス良好 コストも抑えられる名古屋
(日本修学旅行協会 竹内秀一理事長)
「貸し切りバス代が上がっている。光熱費・人件費が加味されるので宿泊費も上がってくる。この2つが上がれば、修学旅行全体の費用を圧迫することになる」

燃料に高速代、さらに運転手を2人確保する必要がでるなど、バスで遠くへ行くと費用は急激に上がりますが、日本のほぼ真ん中に位置する名古屋には各都市から来やすく、コストも抑えられます。

なにより東山動植物園も科学館も、中学生までは「全員タダ」。学校にとってありがたい場所でもあります。

そしてホテル側も修学旅行の誘致に力を入れています。
朝食に、八丁味噌の煮物や味噌カツなど「名古屋めしビュッフェ」を楽しむ京都・待鳳小学校の子どもたち。実はこの会場、修学旅行向けに大改修されたばかりです。

(名古屋クラウンホテル 後藤純副総支配人)
「団体客に泊まってもらうのに一番困るのは、夕食会場がないことという声を聞く。和室の小さい会場が4つほどあったが、団体の食事会場にした」