備前市にある岡山県立備前緑陽高校で、創立20周年の記念式典が行われました。記念の講演会では、学者でタレントとしても活躍する「さかなクン」が講師を務めました。


記念式には、生徒や教職員ら約470人が参加しました。備前市の2つの高校を統合して誕生した備前緑陽高校は、一人ひとりの興味や関心にあわせて時間割をつくる「総合学科制」が特徴です。


記念講演会では、タレントで東京海洋大学客員教授の「さかなクン」が、海に面した備前市で学ぶ生徒たちに、地元の海の豊かさなどを伝えました。


(さなかクン)
「岡山県では、全国のどこよりも新鮮な、とびきりいいサワラが食べられるということで、サワラちゃんの刺身というのはなんと、刺身の王様なんて言われている」


さかなクンは、クイズを交えながら、海の生き物に関する豆知識を紹介し、正解者には、その場で描いた魚の絵をプレゼントしました。


(生徒)
「きょうはめちゃくちゃ面白くて、楽しめてよかったと思います」


(生徒)
「ちゃんとマイバックとか、そういうものを持ち歩いて環境に優しい生活をしていきたいなと思います」


生徒たちは楽しみながら、海の生き物や環境についての知識を深めていました。