■名勝「白糸の滝」は花山のシンボル
佐々木徳吉さん:
「音が聞こえてきた。滝が見えるところまで来た」

たどり着いたのは、花山の名勝のひとつ「白糸の滝」です。

迫川に注ぐ白糸沢にあり、落差はおよそ60メートル。流れ落ちる水は、まさに白い糸を垂らしたかのように見えます。

佐々木徳吉さん:
「いつ来てもきれいで感動的。清々しい。音を聞いてもいいし。目でも楽しめ音でも楽しめ最高」


佐々木さんによりますと、2008年に起きた岩手宮城内陸地震で、一時、滝の水が止まってしまったものの、いつしか再び水の流れが戻ったということです。
佐々木徳吉さん:
「白糸の滝は、昔から花山地区の観光のシンボルであったので、これからもずっと遊歩道などを整備して皆さんを迎えたい」


秋深まる自然の宝庫、栗原市花山。手つかずの豊かな自然が、人々の営みを支えています。


今回取材したのは栗原市の西部、花山地区です。

花山では11月中旬にかけて花山湖周辺で紅葉が楽しめる見込みということです。温湯温泉から秋田県へ通じる国道398号線、通称「湯浜峠」は11月24日から冬季の通行止めに入ります。